タイトル



こんなわがまま
お母さんが聞いてくれるのだろうか。




そう思いながらも
寝ているお母さんに向けて言った。




当然、
聞こえていない。






私、バカだなぁって
お母さんから離れた。







そしたらお祖母ちゃんが
部屋に入ってきて、

「いいわよ」 って言ってくれた。






「頑張りなさい。」

そう言い捨てて
どこかに行った。





私はもう一度
お母さんを見た。


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