タイトル

‐宗太・夕夏の場合‐



今の僕は



今の私は






いつか

"あの頃"と

言えるようになっていく。





それは確実で

当たり前で

わかっていることなのに…









"あの頃"の



僕は

私は


わかっていなかった。

知ることさえしなかった。






楽しくない

つまらない

でも
周りには人がいる

全てがある


でも
寒いような






こんな時でも

"あの頃は"って

話す時がくるのだろうか。






あの頃の僕らに

あの頃の私達に…





タイトルを

つけるとしたら…?











   『孤独』









これがなんか

しっくりきた。








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