君がいたから

海「彼女さんの顔が見たいな〜」

このまま優真の後ろに隠れていたい…

優「桜月…」

桜『はい…』

海「…はっ笑優真さん、正気ッスか?笑」

桜『…っ』

神様は意地悪なの?優しいの?
わかんない…

來「桜月…行くぞ。」

優「え、お、おい…!」

海斗に会わせたのも…
來人が助けに来てくれたのも…

神様なの…?

そんな事を考えながら私は來人に手を引かれ
少し離れた公園まで来た。

コンビニから出る時…
海斗が冷めきった鋭い目で
睨んでいることも気づかずに…


桜『らい…來「大丈夫か⁈」え、うん…ありがとうっ…‼︎』

ぎゅっ

來「はぁ…無事でよかった…」


私…來人に抱き締められてる…?
なんで…?


桜『大丈夫。大丈夫だから。』

そう言いながら私は來人の頭を優しく撫でる。


なんで來人がそんなに心配するかって?

それはね…海斗も私に暴力するから。


本当私ダメだなぁ…
心配かけてばっかり…


來「ブランコ…」

え…?

桜『乗ろっか…』

私達は隣同士のブランコに乗り
たくさん話した。
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