君がいたから
過去のこと、今日のこと…
いろんなことを話した。
それを…優真が聞いていたなんて知らずに…
ーーー次の日ーーー
放課後…
優「ごめん…昨日…」
桜『大丈夫だよ‼︎』
優「今日は…」
桜『うん。いいよ。昨日行くはずだった場所…連れてってよ』
優真に連れて来られた場所…
それは海の見える丘だった。
私達がその場に着いたのは夕方。
オレンジ色の夕日が
水面に半分映っているのが良く見える
綺麗だ…そう心から思った。
優「俺の前では素で良い…」
桜『…え?』
優「無理せず普通でいてくれ」
桜『うん…』