君がいたから

うとうとしてた私は寝てしまった…

ランララランララララララララララ〜♪
私の…電話の着信音…
大好きな…カノン。

ってゆっくり聴いてる場合じゃなかった!

桜《もしも 來《桜月⁈大丈夫か⁈》どうしたの…?大丈夫って…なにが…》

來《昨日のやつのとこにいるんだろ?》

桜《昨日のやつとか言わないの。優真ね。そうだけど…》

來《お前の母さん帰ってこないって心配してたぞ⁈》

桜《わかった…私から連絡するから…》

來《いや、今から俺が迎えに行く。どこだ?》

桜《いや…っ来ないで…‼︎》

來《お、おい‼︎あいつらに何かされたのか⁈》

桜《違っ…來人に来て欲しくないの…‼︎》

來《おい‼︎なんでだよ‼︎》


優「桜月‼︎」

桜『優真…帰って来てたの…?
どうしよう…私…怖いよう…泣』

優「電話貸せ。琉雨さん‼︎星夜‼︎桜月のこと頼みます‼︎」

桜「え…?」

琉「桜月‼︎」 星「姉さん‼︎」

ぎゅっ

2人が凄い勢いで抱きついてくる。

琉「大丈夫。大丈夫だよ。」

そう言って優しく頭を撫でてくれる
琉雨兄…

星「大丈夫。僕たちがいるよ…」

そう言って力強く抱きしめてくれる
星夜…


そして…私の代わりに電話にでて
手を握てってくれている優真…

みんな…みんな…
ありがとう…‼︎
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