君がいたから

凉太…ごめんね…
空の向こうへ行ってまで
心配をかけてしまって…


でもね、もう大丈夫だよ。
1人じゃないって気づいたから。


私には…みんながいる。
琉雨兄に、星夜…優真がいる。

それにきっと…桜華のみんなも
來人も美麗も…。


だからね。安心してね。

もうそばにいなくてもいいよ。
凉太は…頑張ったから…
もう安心して寝ていいよ…。

そばにいなくても…
目に見えなくても…
声が聞こえなくても…


どんなに遠く離れたって
あなたは私の心の中で生きてるから。
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