君がいたから


ハァッハァッハァ…

いた…


桜「…來人っ…‼︎美麗っ…‼︎」


來・美「さ、桜月⁈」

來「…ッチ。先輩もいんのかよ」


ぎゅ。來人の一言余計な言葉でムカついたのか…私の手を握る力が少し強くなった


桜「2人ともごめんね…私、親友って言ってたのに2人のこと信じてなかった

…聴いてくれる?私の歌を。」


こんな時になんなんだって…
笑われたっていい。

それでも伝えたい。
私の思いを。

今の気持ちを精一杯込めて
2人のためだけに歌うから。

2人の心に届くように
響くように音にのせて。


真っ直ぐな瞳で私を見つめる2人。

それはokの合図…


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