もう一度、最初から
「…?あ、新しいバイトの方?かな?」

ひゃっ。

吉田さんと話していた彼女が、あたしに話しかけてる。

「は、はじめまして。今度から新しくバイトすることになった、川田です」

「朱里ちゃんはね、なんと!店長の、高校の同級生なんだってよ」

吉田さんが余計なことを言う。

「え…?武瑠の??」

彼女が、パァッと花が咲いたような笑顔で駆け寄ってくる。

小さい。

あたしが、165センチだから…

150センチ、あるかないか??


ついつい、色々と見てしまう。
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