もう一度、最初から
「だーいじょうぶですよ!吉田さんにラインしとくし、なんかあれば店長も呼び出せるし」

桑原さんと島さんは、顔を見合せ、

「そ、そうおー??」

等と、小さい声で呟いている。

「まだ来て1ヶ月やそこらの朱里ちゃんを置いていくっていうのもねぇ…」

と、いいながらしっかりユニフォームは脱いでいる二人。

「本当に大丈夫ですって」


…と、半ば強引に帰ってもらった。


人にうまく甘えることが出来ないあたし。


で。

どうせすぐ来るだろうと思った吉田さんが来ない。

携帯も通じない。


…いくら田舎でも、さすがにお昼時など一人で回すのは無理がある。


…そんなわけで、9時半現在、ヤバいかも。
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