もう一度、最初から
仕方ない。

頼りたくなかったけど、なんかあってからじゃまずいし…


あたしは、バックヤードの電話で、エノキの携帯に電話をかける。

あたししかいないので、レジに誰か立つと急いで戻らないといけない。

電話、レジ、電話…


何回か繰り返しても、いっこうに通じない。



もーーーーー、ほら、やっぱりエノキダケ。

回りの数名には何故だかもてはやされているけれど、あいつはやっぱり地味で暗めの使えないやつなんだわ!!!!
< 68 / 196 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop