あたしの存在価値。
第2章 高校生

中学2年生の時
父親が出所した。

仮出所の間に
12才離れた妹が
産まれていた。

出所した日は
祖母が赤飯を炊いて
祝っていたが…

何の興味もなかった。

父親はそれからは
逮捕されることは
なかったが…

覚醒剤を繰り返した。

その度に暴れていた。

それは何年か繰り返された。
< 7 / 13 >

この作品をシェア

pagetop