もう一度
サッキー
教室に入るとサッキーが目に入って、亜琉愛とこっそりクスッと笑った。
だいぶ慣れた授業が全部終わりあたし達は部活へ向かった。
ちなみに部活は弓道部だ。特に入りたい部活も無かったし、かっこいいからという理由で亜琉愛と即入部。
まぁ、実際はあまり面白くない、というのが本音だが。亜琉愛となら結構楽しいからね。
「「こんにちはー」」
あたしと亜琉愛が声を合わせて言うと、そこにはサッキーしかいなかった。
つい笑そうになるのを堪える。
「あれサッキー、先輩達は⁇」
亜琉愛も笑いを堪えて話した。
「今日、大会だって昨日言ってたでしょう〜⁇」
サッキーはぶりっ子の声を出して言った。思わず苦笑い。
「あ、そうかそうか‼︎」
あたしも話になんとか乗っかり明るい声で答える。先輩がいないってことは…
自由だぁー‼︎