光る宝石


「おまたせ!!!陸くん!!
あれぇ??ハルちゃんじゃん!!
おはよう!!」

「おはよう優。
朝からふわふわしてんな。」

「まぁーね!!」


優はかわいらしいタイプ。

マイペースで優しい。


「優くんおはよー!!!」

「おっ!!ミオちゃんいたんだ!!
おはよ!!」


優は苦笑いで言った。

いつもふわふわしてる優が苦笑いなんて珍しい。

・・・矢吹兄弟はミオが苦手なのか??


「んじゃーうち教室戻るわ!!!
じゃーね、矢吹兄弟、ハル!!」


「おぅ」

「うん!!じゃーねミオちゃん」

「またな!!ミオ!!」


ミオは01組。

あたしと優が06組で、陸が05組。

01組と06組は校内の端と端で、めちゃめちゃ遠い。

だからミオはいつも学校来て05分も06組にいないで帰ってしまう。
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