HAPPY DROPS





パタパタパタ…



いじめっ子の二人は



『覚えてろ!』



の一言で逃げていった。



「…ふぅ。」



あたしは力が抜けてペタリと座り込んだ。



すると…



『あれ?怪我してるじゃない!大丈夫ぅ?』



あれ?



『今の怖かったよね…。私も泣きそうになっちゃった。』



あれ?



『あの人達って私達と同級生なの?』



「あの…。何が怖かったんですか?」



『やーね。あの人達に決まってるじゃな~い。』





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