片想いのユクエ
なんか、これ今までから考えると、ほんと信じられないことだよなぁ。
別世界の人を私が引き連れてるみたいな…。
そんな妄想をして顔を緩ませていると、
なにやら後ろの方々が私を見てこそこそと話している。
あ、もしかして同じ学校って気づかれた…?
私の学校はバイト禁止だし
やばい、かも。
いや、かもじゃなくて…かなりやばい。
背中に冷や汗をかきながら必死に平然を装う。
「ご、ご注文は?」
「あーじゃあコーラ7つ!」