片想いのユクエ
「つか、お姉さんこんなとこで話してていいんすか?仕事は?」
「あ、そうだ!」
いけない!すっかり忘れていた。
早くいかないとおばあちゃんの雷が飛んでくる!!
「じゃ、じゃあ私いくね!わざわざ来てくれてありがとうございます!」
「まって」
今度は彼が私の腕をつかむ。
「今日、何時終わり?」
「ろ、ろくじ…」
「じゃあ、店でたとこでまっててもいいすか?…俺、もう少しお姉さんと話したいんすけど」
「……はい」