Love Storys.



「柑奈。

お前、いつまで寝る気?
さっさと起きて支度しろ」


低い声で、あたしの名前を呼ぶのは…


「……お兄ちゃん」


もう、すでに学校に出る準備が出来ている兄の姿。


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