Love Storys.



この辺に友達は、住んでないし……

トントン

そのとき、後ろから肩をたたかれた。
そこにいたのは、仕事帰りのサラリーマンで。



「お姉さん、1人なの?
おじさんと一緒にどーかな?」


「いえいえ、結構です!!
間にあってます!!」


あたしは、そう答えて3歩後ろに下がった。

するとおじさんは2歩詰め寄って、

「そんなこといって、行くとこないんだろ?
見た感じお金も持ってなさそうだし」




< 25 / 108 >

この作品をシェア

pagetop