Love Storys.
この辺に友達は、住んでないし……
トントン
そのとき、後ろから肩をたたかれた。
そこにいたのは、仕事帰りのサラリーマンで。
「お姉さん、1人なの?
おじさんと一緒にどーかな?」
「いえいえ、結構です!!
間にあってます!!」
あたしは、そう答えて3歩後ろに下がった。
するとおじさんは2歩詰め寄って、
「そんなこといって、行くとこないんだろ?
見た感じお金も持ってなさそうだし」