Love Storys.



お話…?

山岸くん、あたしの話してくれるんだ……

少し嬉しいような、恥ずかしいような
なんだか不思議な気持ちのまま
委員会が終わった。


「あ、神崎……
ちょっといい?」


そんな声が聞こえたのは
あたしが丁度教室を出るときだった。

「あ、うん!」

あれは、絶対告白だなー
なんて思いながら下足に向かった。


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