Love Storys.



「あ、おねーサン、起きたの?」

クルクルの茶色い髪の毛に、

ぱっちり二重の目。

どう見ても幼さが残っている、あたしの隣で寝ている男……の子。


「あたし、もしかして……」


彼はニッコリ笑って、

「その、もしかして、だよ」

と言った。


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