Love Storys.
なぜなら、ご覧のとーり!
てっちゃん先輩は人気者で、いつもクラスの中心にいる。
だから、朝の登校時も昼の休憩時間も、放課後の下校時も
てっちゃん先輩の周りには、
人!人!人!なのです。
もちろん、その中には女の子もいるわけで……
あたしの胸はモヤモヤしてるのです。
さてさて、
「てっちゃん先輩!」
あたしは意を決して生の名前を呼ぶ。
もちろん、呼ばれた本人も、
そしてそして、周りの人たちも
あたしの存在に気がつく。