Love Storys.
え…
「東京…?」
「そう、東京。
家も、向こうに借りるの」
いきなりのことに頭がついていかない。
「で、でも、どうしていきなり?」
「んー、俺はサッカー続けたいんだよね。
まあ、サッカーはどこの大学にもだいたいサークルとかではあるんだけど
やっぱ、やるからには本格的にやりたくてさ。
東京の大学で興味深い練習してるところがあってさ。
それで」
そう、彼はサッカー少年だ。
この高校生活3年間も、ほぼサッカーに注いでいた。
「そっか…宗介らしいね」
「試験が明後日なんだよ!まじでドキドキ!」