その鎖で縛りつけて
「うるせー、別に詩織様も何も言ってこないんだし、いいんだわ」
詩織、様、って…
様、はちゃんとつけるのね…
「それより、これからどうする?
みんなでティータイムにするか」
「いいねっ!
美味しい紅茶の葉が手に入ったし‼︎
詩織様も行きましょ
圭ちゃんが作ったスコーン美味しいんですよ〜」
実里ちゃんに手を引っ張られ、半ば無理やり中に入った
「あ、ここが一応リビング的なのです
基本ここでご飯食べてます」
「寝る部屋は、全員2階にあるから後で案内する」
「ありがと…」
部屋にあま〜い匂いが漂う
美味しそうな匂い…
「詩織様、ミルクいります?
砂糖はどれくらいですか?」
「ううん、いらないよ
ありがとね」
出された紅茶には可愛くレモンが飾られていた