その鎖で縛りつけて

「え、あ、はい!とても楽しかったです‼それと今日、祐樹さん、という方に会ったんですよ」


「……」


「中川さん?」


「…あ、はいすみません
祐樹様?ですよね
私も詩織様の嬉しそうな顔を見れて嬉しいです」


「そ…それで…また行きたいので行ってもいいですか?
あっあのっ!今度からは自分で歩いて行きますから…」


「いえいえ、毎回お送りしますよ」


「いえっ!大丈夫です‼」


「それくらいはさせて下さい
ここから近いので大丈夫ですよ」


なんだかお世話になってばかりだな…


「…ありがとうございます」


そこからお部屋まで送ってもらって自分のベッドに飛びこんだ


自分の隣にあるクマちゃんに顔を埋めてた

…祐樹さん、素敵な人だったな


なんだか優しいお兄さんみたいな感じがした




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