その鎖で縛りつけて

「ではまた後で呼びに来ますね」


「あ…ありがとうございますっ」


ふぅ…

でもいくら毎日避けてるのも限度があるよね


中川さんには悪いけど
これからここで食べたい、って言ってみようかな


「お腹空いたあ…」


ここのご飯美味しいし、ここからでもいい匂いがする…


ぐぎゅるるるるるるる…


ゔ…お腹が限界だ…

誰か私にご飯を〜‼


コンコン…

ノックをすると同時にいい匂いがした


中川さんだ!と思い急いで扉を開けた



「はいっ!」


「…俺だ」


扉を開けたその向こうにいたのは要さんだった



うぎゃあああああああああああ〜‼







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