その鎖で縛りつけて
要さんの身体を無理やり押して部屋から出そうとしてもビクともしない
こんな時、女だということを思い知らされる
「…でてって」
もう力でも敵わないならどうすればいいの…?
「…詩織」
「私を苦しめて楽しいですかっ⁈
私、あなたに何かしましたか⁉
もう…うんざりなんです‼
あなたの顔も見たくない‼でてって‼」
出てくる涙を堪えようとするけど
堪えられず涙は溢れてくる
「…俺のせいか?
俺のせいでお前を苦しめているのか?」
「そうですよ…っ‼
あなたのせいです
昨日私のハジメテをズタズタに奪っていったくせに…
許せません、あなたが」
「…これ以上俺のこと好きになれないか?」
「なれるわけないでしょ⁈」
「…そうか」
すると私を抱き上げ、ベッドに放り投げた
部屋の鍵まで閉められた
私の食事だったものを自分の口にいれて
私の口にうつす要さん
「な、にするんですか…っ」
「これで食事は終わった」
すると私の服を脱がし始める