その鎖で縛りつけて
戸惑い、戸惑わせる
「おはようございます」
「おはよ」
朝起きてから、すぐに車に乗って
要さんのお屋敷へ向かう
「朝は、どこかのカフェでモーニングでも食べて行こうか」
「いえっ!大丈夫です!
お屋敷に戻ってからいただくので」
「じゃあ、俺が食べたいから付き合ってくれる?」
…ぐぅぅ
「あ、はっ!これは違います‼︎
その…」
「食べに行こうか?」
私は自分の腹の虫を恨んだ
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「美味しい〜‼︎」
祐樹さんが教えてくれるお店は、本当にどれも美味しい
それで、どのお店もゴージャスすぎないから、私でも入りやすい
「詩織ちゃんは美味しそうに食べるから
俺も見ていて気持ちがいいよ」