DARK ANGELSー黒の天使達ー



するとめいは息を吸った。


「最低ね、白河真由香……」



めいはぼつりと呟いた。

私は右手を握る左手に力をいれた。



涙が流れてきそうでーー……。



今は、悲しみよりも怒りが大きい…。

この怒りをぶつけたい。


真由香…絶対に許せないからーーー…!!!



「ねえ、美華…復習しない?」

「え……?」
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