DARK ANGELSー黒の天使達ー
すると私はいきなり後ろの方に引っ張られた。
ものすごい力で私はバランスを崩し後ろの方に倒れる。
「あんた!!もう、もう美華に付きまとわないで!最低女!」
私を引っ張ったと思われる人物、同じクラスメイトがそう言った。
私は美華を見上げた。
美華は相変わらず私から見ないようにしている。
「いこう、美華」
水奈等さんは美華とゆっくり席に向かって行く。
そっか…美華は…美華はーー……。
私の頬に暖かい物が流れた。