DARK ANGELSー黒の天使達ー



「ねぇ、美華〜〜っ!」



隣からにょきっと頭を出してきたのは…

真由香ほどではないけど、親友のめい。



真由香とめいはあまり仲が良くなかった。


でも、そのぶんめいと私は結構通じ合っている。



「美華、大丈夫なの?」

「何が?」

「悠里先輩……。」

「ん、まあ」



私は静かにそう言った。






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