DARK ANGELSー黒の天使達ー




「真由香!!!早く降りて来なさい、ごはんよ」



ガチャっとドアを開けてきたお母さん。

私はなんの対応もしていなかった。



私は慌てて立ち上がって背を見せて、近くにあったジャケットを着た。


傷を見られちゃダメ、
泣き顔を見られちゃダメーーー……。



「う、うん……」

「あんた……鼻声よ…?どうしたの?泣いたの?」


お母さんは鋭い……

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