DARK ANGELSー黒の天使達ー




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それから一ヶ月…

いじめは酷くなるばかりだった。





でも、こんな学校生活でも、昼休みだけは、救われる。

悠里と一緒にいることができるからーーー……。



「ん…また、傷?」


悠里は食べる手を休ませて私の腕を指差した。
小さな絆創膏がついている。

私はクスッと笑った。


「平気…ちょっと擦りむいちゃったの」



私はそう言ってにっこりと笑って見せる。





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