ストレス発散部に入部しませんかぁ!!?
「助けてー」
っていってるのにニコニコえがおのおふたりさん。
っもう!
仕方なく、私は赤についていった。
廊下を端まで歩くと、表記に
「数学部」の文字が。
げ、私数学部とか嫌い…。
入る気すらない。
と思ってると赤はガラッと開けた、
中を覗くと赤と私が大注目されていた。
そりゃあそうか…
カリカリ数学を問いてたこの静かな空間にドアを無理矢理開けて響いた音…。
「何の用かしら?」
いかにも真面目で、部長らしき女の子はメガネをクイ、と上げた。
「こいつの部活見学してんだ。」
ザワッとする教室内。
部員は4名…だけなんだけどね。
「あらあら。ならここに座って?」
そう言われ、私は渋々座る。
「貴女、数学部に入るなんて飛んだ自信家ね。いいわ、やる気だけは認めてあげる。」