ストレス発散部に入部しませんかぁ!!?
数学部
は・い?
「いや…私入る気なんて…「黙りなさい。今から入部テストをするわね。」
はい、と渡される鉛筆。
入部テストぉ?
めんどくさいなぁ…
「ちょ、こいつは俺の部員だ!」
赤は言い張った。
いや、君の部員でもないからね。
「黙りなさい、数学部の教室に入ったからには入部テストをしなきゃいけないのよ?
あなたもしたいのかしら。」
「んなわけねぇだろ」
「じゃあ黙っときなさい」
すごい威圧感を覚えるのは私だけじゃないはず…。
さっさと終わって、帰ろう。
「はい、今から超絶難問を一問か昨年までの10年間分を凝縮した250問のテストを受けてもらうかどちらがいいかしら?」
そりゃあ決まって
「一問のほうで。」
正解する気なんてないからね。
「いいねぇ、貴女。気に入ったわ。はい、これ。」
と、差し出された一枚の紙に…すごい暗号みたいにズラーッと書かれた文字式。
「準備はいい?」
「あ、うん。」
「スタート!」