ストレス発散部に入部しませんかぁ!!?
「ねぇ、」と赤を見る。
「なんだよ。」と無愛想な赤に「なんの話してるのかな?」と聞いた。
「さあな。」
…さあな、って。
「…そ。」と私はうなづく。
赤は、はあと大きなため息をつき
「なあ、お前ら何してんの?」
と、怒鳴るように言った。
一斉に振り向いた5人。
あっ、ひとりみたことある。
えーと、確かおなじクラスの平均的男子の
田中亮くんだ。
「あ。」と、亮君は言ったきりでシーンとする教室内。
「私達は、部長の失態について討論を行っています。
あなたは、赤城 輝 に転校生の宮川 奈々ね?
良かったらご一緒にどうぞ。」
なんで名前を…。
てかすごい綺麗な声…。
ツルツル髪のロングで、とにかくツヤがある女子が、固く私達に言う。
「いやー、俺は拒否。」
「なんでよ、私達も参加しまーす!」
と私は無理やり赤を引っ張った。
今までの強引さをわかりしめてやれ。
と思ったからで、、別に参加したくない。