ストレス発散部に入部しませんかぁ!!?
「一週間前…この討論会での話題は『部長の彼女募集』について。
それでね、ある提案があったわ。
まずは、『きっかけ』を探すことよ。
残念ながら、この学校にはその『きっかけ』となるまえに部長のことを好む子がいなくてね。
それでネットソーシャルワークを頼ることにしたの。
あるアプリで『彼女募集』とし、1人見つかったわ。
それが『美琴』。
美琴は部長と同い年の中3だった。
部員は『はじめまして、よろしく!』
と送ったわ。
何度か話し、そして…
部長に勇気を出させ、
『付き合ってください。』
と送った…。
でも返事は…『ごめんなさい』、そして部長は気絶。
その事件から今、1ヶ月。
やっと討論ができる状態になった部長と部員で『何が悪かったのか』とその美琴に送信した。
でもざんねんなことに美琴は部長をブロックし、結局は今の討論で考えてるの。
どう?わかるかしら…
今でたのは…『告白の仕方』が悪いということよ。
」
シーンと静まり返る教室に、はあ、とため息をつく私。
赤なんか、聞いてすらいない。
つまり
寝息をたてて寝ている。