あなたと僕の恋愛観



「腐女子はオタクではない。腐女子は只のボーイズラブが好きなだけ。世の中は間違ってる!」

「…………うん、」

「ちなみに、僕は二次元派。三次元なんかありえない。生の人をボーイズラブにするのは無いわぁ…せめてアニメだけで良かったのに。」

「……………うん」

「だって三次元腐女子は「○○さんと○○くんは絶対付き合ってる!キャー!」って言うんだよ?ありえないって!ただ仲良くしてるだけじゃん!って思うんだよ。本人の事も考えろって話だわ〜」

「……………………うん…」

「二次元のほうがましじゃない?うちは声優は少ししか知らないけどボーイズラブ的には考えない。ただ、ラブとライクの違い。」

「…………………………うん…」


マシンガントークは止まらない。しかも教室でだ。
佐草の彼氏はただただ黙って頷くことしか出来なかった。



.
< 3 / 9 >

この作品をシェア

pagetop