海辺の街




「なに」


少し睨み付けると、上から自信満々に言われた




「分かってないな
慣れって怖いんだよ?」




「あんたが勝手に慣れさせたんだろーが‼︎‼︎」




なんかウザかったから
力いっぱい体を離して逃げてやった





「あー
俺の憩いの時間が…」




「彼女さんはどーしたんです?」




そう



あたしにこんなことしてくるけど
賢人さんには彼女がいるのだ




いるから余計、罪悪感と戦わなくてはいけない




本当、もっと考えてほしい







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