ヘタレ彼氏と甘い嘘。


何回読み直しても、その度に辛くなるばかり。



『もう……どうしろって言うの!!!』




誰も愛せない、傷は増える、深くなる、えぐられる……。


やるせない気持ちでいっぱいになり、ケータイを投げ、やけくそにベットに入った。



しかし、その日私が眠りにつくことはなかった。





……ヒビのはいったケータイには、つかさからの[好きだよ。]というメッセージが未だ残されていた。
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