性悪男とわたしの2日間
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「起きろ、貧乳」
「ふぇ」
バコッとなにかで頭を叩かれた。
見なれない景色にキョロキョロする。
違う!
昨日、司の家にあのまんま……
「ほら!早くしろ!」
時計を見ると、8時25分……
ダッシュで支度をする。
司に連れられ、早歩きで学校へ向かう。
「あのさ……」
「なんだよ」
「その……」
「はっきりしろ!」
「ブラ…欲しい……」
頬が熱い。
でも、またしないで行くのはもっと恥ずかしい。
司はチッと舌打ちして、私の手を引いた。