性悪男とわたしの2日間



一人落胆してると、昼休みが終わるチャイムが鳴った。



「やっば、授業行かなきゃっ!」



プリントを戻し、立ち上がると扉へと向かった。



「そのまま、行くの?あぁ。まぁ、貧乳だから関係ないか~」



やつの意地悪い声が重くのしかかる。


そりゃ、貧乳ですけどさっ
5限体育だから、外出してブラを買いに行きたかったのに……


キッとやつを睨んだ。
にやにやしている彼が憎らしい。



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