今日も届かないキミに恋い焦がれて…
嫌がらせ…
私が賢造のこと好きって学年中に知れ渡ってから約2週間ぐらいのこと…

千紘「賢造、ココ分からないから教え     て!」

賢造「そんなのもわかんねぇーの?
   本当、バカだな!ww」

千紘「しょーがないじゃん!数学キライだも   ん!!」

賢造「何スネてんの?まぁっ、そんなスネた   顔も好きだけど(ニヤッ)」

千紘「はぁっ、何言ってんの?」

賢造「えっ、本当の事言っただけだけど?」

千紘「なぁっ!!」

賢造「どうしたの?顔赤いよ?」

千紘「賢造のせいでしょ!」

賢造「えっ、俺何かした?」

千紘「何でもないです!!!!」

また、そうやってからかうんだから!

千紘「私、単純だから期待しちゃう      よ…。」

あっ、しまった~!!!!!!!!!!
つい、本音が出てしまった!!!!
まずい、どーしよう(泣)

賢造「えっ、何か言った?」

えっ、もしかして聞こえてなかった!
はぁー、命拾いした…

千紘「ううん、独り言!」

賢造「ふぅーん、ならいいけど!」

危ない、危ない!
バレるところだった…

よかった~

賢造「あっ、そういえば!」

千紘「えっ、何?」

賢造「この間恭也に、お前と別れた方がい   いって言われた…」

千紘「はぁっ、何それ?」

賢造「よく分かんないけど…」

千紘「何か、ゴメン…」

賢造「何でお前が謝るの?」

千紘「いゃー、だって…」

賢造「お前は悪くないし、俺も気にしてな   いし、お前も気にすんな!!」

千紘「賢造…」

賢造「何、泣きそうになってんだよ!」

千紘「泣いてないし!ありがとう、賢造」

賢造「ぅんっ」

やっぱり私、賢造のこと好きになって良かった…
優しすぎて、泣きそうになる…


私が賢造のことを好きって再確認した日でした。
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