壊れた世界に
光希「へ…あ、うん…ごめん」

光希はそう言うと下を見ながら落ち着かない感じで足をパタパタとさせている

綺羅「で、この子いったいどうするの?」

刹那「さぁ…でもほうっておけないでしょ…一応今は一緒にいた方がいいよ」

綺羅「ふーん…」

綺羅はそう言い光希をジロジロと見てから「ちょっと運動してくる」と家を出て行った

光希「ねぇ…この辺にあの怪物はいないの?建物とか道とか異様に綺麗だったんだけど…」

刹那「うん、そうみたいだね」

光希の前に「どうぞ」とコーヒーを置くと光希と向かい合わせになるように座りコーヒーを一口飲んだ

刹那「ふぅ…とりあえず、黒瀬が帰ってくるまで待ってて、そろそろ帰ってくるから」

光希「う、うん…」

光希もコーヒーを飲むと小さく頷いた
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