壊れた世界に
黒瀬「あ、サンキュ、つか今日飛ばされてきた…ってあいつ1人だけ?」

刹那「さぁ…でも私が見つけたのは光希だけだよ」

俺はコーヒーのはいったマグカップを刹那から受け取りそんな質問をした

こいつの能力的に情報を集めるのはやっぱり早いよな…

その分厄介なとこもあるけどな

刹那「厄介って…酷いよ」

また読まれてたか、なんて苦笑いを浮かべる

光希「あの…私はどうすれば…」

光希がようやく口を開くとそんなことを聞いてきた

黒瀬「どうすればって、好きなようにしろよ」

刹那「ちょっと、黒瀬!それは酷いから…えっと…家に一緒に住む…?」

光希「一緒に…?」

刹那「うん、こんな世界に1人じゃ不安だろうしね…あ、嫌ならいいけど」

光希「別に嫌…じゃないけど…」

刹那「そっか、じゃあ決まりね、でも今部屋が空いてないから…私の部屋つかってね?」

光希「刹那は?」

刹那「私はソファーで寝るから」
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