壊れた世界に
綺羅「つか、その子はここに住むわけ?」

刹那「とりあえずね、追い出すのもアレだしこんな世界に1人はまだ辛いと思う」

綺羅「ふーん…全然そうは見えないけど…」

綺羅は光希を横目で見るとそう呟いた

刹那「で、とりあえず私と一緒に寝ることになったわけ」

別にソファーでもよかったんだけどね、そう思いながら綺羅の分のコーヒーを入れて綺羅に渡す

綺羅「一緒に…?大丈夫なの?」

綺羅は私が意外と人見知りって言うか、人に慣れるのに時間かかるって知っているからか心配そうにコーヒーを飲みながら首を傾げた

刹那「多分…まぁ、寝るくらいだし」

綺羅「なんなら黒瀬とか俺とかと寝ればいいーんじゃないの?」

光希「ダメに決まってるでしょ」

綺羅「は?」
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