°.*それでもキミに片想い*.°〜君の笑顔の理由になりたい〜


そうゆうと奈緒は、不安げに


「そっか、そいつは大丈夫なの?前の奴とは違うのか?」


「うん、大丈夫だと思うけど…」


思うけどさ、そんなこと今は、わかんないよ。


言ったら嫌われちゃう…。

絶対逃げて行く。


男でも女でも。


「まぁ、無理して言う必要ないし。それに好きだからって付き合うとかしなくていいと思う。俺はねぇちゃんじゃねぇからねぇちゃんの気持ちとかわかんねぇけどねぇちゃんが悲しむのもう見たくねぇんだ」



「奈緒、ありがとう。私変わらないと行けないのいつまでも立ち止まってたらあの子たちに申し訳ない」



そう、私が言うと


「そっか、俺はねぇちゃんの味方だかんな!」


頭を優しく撫でてくれた。


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