°.*それでもキミに片想い*.°〜君の笑顔の理由になりたい〜
目をこする私に
「ここで寝な」
太一は多分自分のであろう布団を出してくれた。
「ありがとう…」
それだけ言うと布団へ入り眠りに着いた。
「ん……っ」
あれから何時間寝たのだろう。
約2時間は、寝てしまっていた。
部屋は、暗くされていて太一が私を気遣ってくれたのだろう。
「そろそろ、起きなきゃ…」
起きようと布団をどかす。
何故か胸のしたらへんに重みを感じる。
「手??」
えっ??
ちょっと、どうゆうこと??
あまりの出来事に理解ができない。
そう、太一に腕枕されもう片方の手が私の上に乗っていたんだ。