おとなしくアタシに溺れなさい!
「泣いてる親友に向かってダサイとか言うな!」


「やっぱり泣いてんじゃん」


若葉はため息をつきながら、丸い椅子に腰かけた。


「浦木君のこと?」


「ん…」


「自分の力じゃどうにもならないと思うよ?」
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