おとなしくアタシに溺れなさい!
「熱なんてないから。心配せずにドラマの続き見てて」


そう言って、アタシはまたテレビをつけた。


いつも食欲旺盛なアタシだから、変に心配をかけてしまった。


ただでさえ、アタシが学校からまっすぐ帰ってくるなんて珍しいし…。


「お風呂から出たら、今日はアタシが晩御飯作ってあげる」


「綾萌が!?」
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