おとなしくアタシに溺れなさい!
それからまた、まくし立てるように凪君との約束場所、時間などを説明する。


「ほら、これがメール」



アタシが若葉にメールを見せると、「なにこれ、これも隆吾って人からのメールじゃん」と、顔をしかめた。


「そうだよ? だって隆吾が仲介してくれたんだもん」


「ダメ」


「は?」
< 177 / 329 >

この作品をシェア

pagetop